水商売の代表とも言えるキャバクラでは
華やかなメイクと衣装で接客をしていて
憧れている人も多いでしょう。
しかし、ただおしゃれをして話せば良いのではなく
お客さんにお酒を作ったり、お酒の特徴など
覚えなければならない事も沢山あるのが事実なのです!
そう考えると、簡単なお仕事ではありませんが
正しい知識を身に付ければ
きっとお客さんを喜ばせることができるはずですよ。
そこで今回は、キャバクラでも接客が
初めての方でも分かりやすく
キャバクラのお酒の種類や作り方や
注意するポイントまで紹介していきます!
キャバクラに置いてあるお酒の種類って?
普段からお酒を飲まない人や、お酒の知識が少ないと
キャバクラでやっていけるのかどうか
不安になってしまうでしょう。
ですが、どのキャバクラにも共通して
置いてあるお酒が大体決まっているので
お酒の種類を覚えて、作り方もマスターしていきましょう!
では、キャバクラにはどんなお酒が置いてあるのでしょうか?
1つずつ見て行きましょう。
●ビール
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ビールを知らない人はいないと言えるくらい
お酒の中の定番ですよね!
ビールは、セット内のフリードリンクに
含まれているお店がほとんどなので
最初の一杯に飲むお客さんも多いようです。
ちなみに、キャバクラの大半のお店が生ビールで提供していて
ビールの種類によっては、瓶や缶のビールを
グラスに注ぐ接客をしますよ。
●焼酎
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焼酎は、原料である穀類や米を蒸留させたお酒。
アルコール度数が20~25度くらいのものが多く
少し強めのお酒ですよね。
ですが、焼酎は割って飲む事が女性にも人気で
あのウーロンハイや緑茶ハイを作る時にも
使用されていますよ!
また、麦や芋をなど風味のある焼酎は
そのまま飲んだり、お好みで水やお湯で
割りながら飲むこともできます。
●日本酒
日本酒の特徴は辛口で
アルコール度数も15度~20度くらいと高めなので
女性は苦手な人が多いでしょう。
しかし、男性には日本酒好きな人が多く
日本で作られたというお酒でもあり
昔から多くの人に愛されています。
飲み方は、ストレートが通常で
冷えたものだけでなく、温めて楽しめるのも
日本酒の特徴と言えるでしょう。
●ワイン
ワインはブドウを原料としたお酒で
香りを楽しみながら飲むことができるお酒。
大きく分けて赤と白の2種類のワインがあり
赤は辛口で苦みが強く男性に人気で
白は飲みやすい甘口なので、女性に人気がありますよ。
そして赤ワインは肉料理に合い
白ワインは魚料理に合うので
料理によって飲み分けるのも良いでしょう。
●シャンパン
シャンパンとは、スパークリングワインの一種で
お祝い事や誕生日がある時に
飲まれているイメージが強いのではないでしょうか。
実際に、水商売の世界では、キャバ嬢の誕生日やお祝い事に
お客さんがシャンパンを注文することが多いのですよ。
高価なことで有名な「ドン・ペリニヨン」
というお酒がありますが
それもシャンパンの一種なのです。
●ブランデー
ブランデーは、果実を原料とした洋酒の一種で
度数も香りも強いという特徴があり
匂いだけで酔った気分になれると言われていますよ。
そのアルコール度数は40度~45度と高く
割って飲む事もできるのですが
ストレートで飲むのが本当の飲み方なのです。
そしてブランデーは熟成年数によって価値が変わり
キャバクラに置いてあるブランデーにも
100万円以上する物もあります。
●ウイスキー
ウイスキーは、大麦やトウモロコシが原料の洋酒で
平均アルコール度数が40度~43度もあり
強いお酒のイメージがありますよね。
そんなウイスキーですが、あの定番のハイボールや
甘いカクテルの隠し味などにも使われていて
男女問わず人気があるお酒ですよ!
また、ウイスキーは度数が高いのに口当たりが良く
つい飲みすぎてしまう人が多いので
お酒の弱い人は、分量に気を付けてくださいね。
●リキュール
リキュールとは、お酒そのままではなく
カクテルを作る時に入れる材料となる物です。
その原料は、果実やハーブに砂糖やシロップを加えたもので
お酒以外に、お菓子作りにも使われていますよ。
また、最近ではリキュール入りの
チョコレートなども人気ですよね。
他にも、カクテルで有名な
カシスウーロンやカシスオレンジには
カシスのリキュールが使われていますよ。
キャバクラでお酒を作る時のマナーって?
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キャバクラには作法やマナーのイメージが
あまりないと思われがちです。
ですが、接客マナーにうるさいお客さんも多いので
キャバ嬢達は日々、気を付けながら接客をしていますよ。
例えば、水商売の接客では
「時間が早く経って欲しい」という気持ちはNGなので
お酒をかき混ぜるときは、時計回りではなく
左回りと決まっているのです!
他にも、お酒を注ぐ時はボトルのラベルを上にしたり
細かいマナーが沢山あるので、最初は戸惑ってしまうでしょう。
ですが、それをマスターすることができれば
多くのお客さんに認められて高収入に繋がるので
ぜひ時間を惜しまず、覚えてみてくださいね。
キャバクラでお酒を作る時に気をつけることは?
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キャバクラでのお酒作りに
細かいマナーがある事が分かりましたが
その中でも、これだけは注意したいポイントがあります。
まずは、お客さんの飲んでいるグラスに水滴が付いてきたら、
おしぼりやハンカチで拭くようにすると
お客さんの飲むペースが分かってきますよ。
そしてお客さんが飲み切る前に必ず気付いて
「同じもので良いですか?」など
声を掛けることを忘れない事です。
また、すぐにお酒が作れるように
ボトルセットは自分の近くに置いておくと良いでしょう。
キャバクラでのお酒の正しい作り方って?
同じお酒でも様々な飲み方があり、
お酒が好きな人は普段から自宅でアレンジをして
飲んでいる人もいるでしょう。
ですがそれは、自分好みの作り方で
実際の正しいマナーとしては
間違っている事があるかもしれません。
そこで、本当に正しいお酒の作り方を
確認していきましょう!
ストレートの場合
ストレートとは、グラスに氷も水も何も入れずに
そのままの状態で飲むことを指します。
グラスにお酒を注ぐだけなので
最もシンプルな作り方と言えるでしょう。
ですが、作り方は単純でも気を抜かず
注ぎ方のマナーなどを忘れないように気を付けたいですね。
ロックの場合
ロックは最初に、氷を3~4個をグラスにそっと置くように入れ
マドラーでゆっくり氷を回し、グラスを冷やします。
この時の注意点は氷が溶けないように
早く回さないように気を付けてくださいね。
最後に、人差し指と中指を横にして
指2本分くらいの高さのお酒を注ぎ
マドラーでゆっくり混ぜれば完成ですよ!
水割りの場合
ロック割の時と同じような手順で
グラスに氷を4~5個入れて
マドラーで氷を回し、グラスを冷やします。
そしてお酒の分量が普通で良い場合は
グラスの2割程度の量を入れ
最後に水を入れて混ぜれば完成ですよ。
お湯割りの場合
お湯割りの場合は
水割りや炭酸割と順番が異なり
最初にお湯を入れてからお酒を入れるのがポイント。
お湯の量は、グラスの6割~7割程度が
通常とされていますよ。
そしてあまりかき混ぜると
お酒の風味がなくなってしまうので
1~2回程度にすると良いでしょう。
炭酸割の場合
炭酸割を作る時は
入れる順番と混ぜ方がポイントになります。
水割りと同じ順番で
まず氷でグラスを冷やしてからお酒を入れ
最後に炭酸水をそっと入れてくださいね!
そして注意点は、あまり混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので
2~3回くらいを目安にすると良いでしょう。
カクテルの場合
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カクテルはリキュールや果物を使う手間のかかるお酒なので
キャバクラ嬢がテーブルで
カクテルを作ることは、ほとんどないと言われています。
ですが、もし作ることになった場合でも
焦らずに、これまでの混ぜ方や順番の
特徴を覚えていれば、基本的なことは問題ないでしょう。
また、カクテルのメニューは無限にあり
それぞれに特徴があるので
レシピに従って挑戦してみてくださいね。
キャバクラでのお酒の正しい注ぎ方って?
どんな飲み方をするかで作り方が違うように
お酒によって、注ぎ方も異なります。
ここまで細かいと、面倒に感じてしまうかもしれませんが
注ぎ方によって、美味しさも変わるのが事実なのです!
ですので、正しいお酒の注ぎ方をマスターして
お客さんに美味しいお酒を提供すれば
延長や指名に繋げる事もできますよね。
では、正しい注ぎ方を見て行きましょう。
瓶ビールの場合
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瓶ビールを上手く注ぐには
最初はゆっくりと注ぎ、徐々に勢い良くしていき
最後は再びゆっくり注ぐのがポイント。
そのような注ぎ方をすることによって
泡が溢れてしまうのを避けることができ
生ビールのような綺麗な泡の形ができますよ!
注いでる時に、グラスと瓶が当たらないように
注意してくださいね。
缶酎ハイの場合
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缶酎ハイは日々、様々な商品が出てきていて
焼酎やカクテル風の物まであるので
統一された注ぎ方というのはありません。
ですが、他のお酒の注ぎ方を参考に
酎ハイの内容に合わせて
注ぎ方も変化させると良いでしょう。
例えば、炭酸が入っている場合は
シャンパンと同じように泡が立ちすぎないようにすると
苦みも抜けにくいですよ。
日本酒の場合
日本酒を注ぐときは
注がれる人にグラスを持ってもらった状態で
注ぐのが重要なのです。
注いでる時は、右手でボトルをしっかりと持ち
左手でボトルの口先を添えるように
静かに注ぎます。
そして瓶ビールの時と同じように
最初はゆっくり細めの量で、中間は勢いを出し
最後は再度ゆっくり注ぐのがポイントですよ。
ワインの場合
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ワインを注ぐときの量は
グラスの4分の1くらいの量が目安となっていますよ。
少ないと感じるかもしれませんが
あまり多く入れてしまうと
グラスの中に広がる香りの空間が
無くなってしまうと言われているのです。
このようにワインは、香りや風味が繊細で
温度の変化によって変化しやすいことから
継ぎ足しをするのはNGなので注意してくださいね。
シャンパンの場合
シャンパンを注ぐときは
グラスをテーブルに置いたままにするのが重要。
シャンパンは炭酸が強めなので
ゆっくりと、グラスの側面に当てながら
2~3回に分けて注ぐと泡が立ちすぎずに
綺麗に注げますよ!
そして気になる量ですが
グラスの3分の1くらいが丁度良いと言われていて
あまり多いと、飲み切る前に炭酸が抜けてしまうのですね。
キャバクラでの正しいボトルの持ち方って?
正しいボトルの持ち方は、
まず、必ず両手で持ち
ボトルのラベルに手が被らないようにします。
そして注ぐ時には
ラベルを上に向けることが重要なのですが
これは見栄えが良い事や、何の銘柄なのか
お客さんにも明確に知ってもらうためですよ!
例外として、ワインは人の体温によって
味が変わりやすい繊細なお酒なので
ワインを注ぐ時は片手で
ボトルの下の方をの方を持って注ぐと良いでしょう。
キャバクラでの正しいグラスの持ち方って?
グラスの持ち方を間違えてしまうと
お客さんに不快な思いをさせてしまうだけでなく
お酒の美味しさまで、損なってしまう事もあります。
また、飲みやすいと感じる持ち方は
マナーとしては間違っている事が多いので
自分の持ち方を確認してみてくださいね。
ここからは正しいグラスの持ち方について
見て行きましょう。
お客さんのグラスを持つ場合
キャバクラでの接客は、客さんのグラスの水滴を拭いたり
お水を出すことがあるでしょう。
その際には必ずグラスの下部分を持ち
口を付ける付近を持たないようにするのが
正しい持ち方ですよ。
また、お水を注ぐ時はお客さんのグラスを持ちますが
日本酒などを除いてお酒は基本的にテーブルに置いた状態で注ぎ
いくら注ぎやすいからと言って
持ってしまうとマナーに反するので注意してくださいね。
自分のグラスを持つ場合
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お客さんのグラスだけではなく
自分のグラスの持ち方に気を付けないと
マナーに反する事があるのです。
例えば、ワイングラスや脚付きのグラスの場合は
脚の部分を持って飲むのが正しい持ち方になりますよ。
また、シャンパンを注いで貰う時に
グラスを持つのは間違っていて
テーブルに置いておくのが正しいのです。
そして乾杯をする時は、必ず両手でグラスを持ち
お客さんのグラスより下の位置になるように
意識すると良いでしょう。
キャバクラでお酒を飲めない時はどうする?
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お酒が飲めない人でも
売れっ子のキャバ嬢は沢山いるので
飲めない事を気にする必要はないですよ。
その場合は、入店前にお店に伝えておくと
スタッフがしっかりと把握してくれるので
注文時には何も言わなくても
ジュースやノンアルコールを出してくれるのです!
また、飲めない事をお客さんに言っても
お客さんに不利益になることはないので
正直に伝えて大丈夫ですよ。
お客さんにお酒をいただいた時の飲み方って?
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お客さんが気前良く「好きな飲み物を頼んで良いよ」
と言ってくれた場合、遠慮するのは間違いで
素直に喜んで注文するのが正解でしょう。
もし遠慮してお断りすると、一緒に楽しく飲みたい
というお客さんの気持ちを害してしまいます。
ですので、笑顔で「ありがとうございます」という
感謝の言葉を伝えてあげた方が
お客さんも喜んでくれるでしょう。
お客さんにお酒をいただいた時のNGな飲み方は?
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お客さんにお酒をいただいた時には
「ありがとうございます」「いただきます」という
感謝の気持ちを伝え忘れないようにしてくださいね。
また、お酒が運ばれてきたら
必ずお客さんと乾杯をしてから飲むのが
キャバクラでの正しい飲み方とされています。
そして乾杯のグラスの位置やグラスの持ち方に
注意して飲むことができれば
お客さんに好印象を与えることができるでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
お酒の基礎知識からマナーまで
キャバクラでの接客内容が
お分かりいただけたかと思います。
キャバクラのお仕事は覚える事は多いですが
お酒のマナーを身に付けることができ、
その努力も高収入に繋がるので
やりがいのあるお仕事ですよね。
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